不眠症 ビフィズス菌

善玉菌と睡眠の深い関係!

睡眠というのは、わたしたちが思っている以上にデリケートです。体が疲労していれば休めるかというと、かえって精神が興奮して眠れないこともあります。
スムーズに眠りに入るためには、直前に心身がリラックスしていることが不可欠です。でも、精神力でリラックスしようとしてもうまくいくはずがありませんよね。

 

ベッド

 

良質な睡眠を得るために深くかかわっているのが、「メラトニン」です。脳の松果体(しょうかたい)から分泌されるホルモンで、副交感神経を優位にして心を落ち着かせたり、血圧を下げたり、心身を眠りに入りやすい状態に整えてくれるホルモンです。このメラトニンがきちんと分泌されることが睡眠には不可欠です。ではどうすればよいのでしょうか?

 

メラトニンはセロトニンという物質が材料になって生成されます。そしてセロトニンはトリプトファンという物質から合成されます。つまりメラトニンの分泌には3段階の工程が必要なのです。順を追っていきましょう。

 

  • トリプトファンは必須アミノ酸の一種です。必須アミノ酸は体内で合成できないため、食物から摂る必要があります。トリプトファンが多く含まれるのは、乳製品や肉類、納豆など。日頃からたっぷり摂りましょう。
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  • 体に入ったトリプトファンは、腸内でセロトニンに合成されます。ここで大きく貢献するのがビフィズス菌などの腸内細菌です。充分な量のセロトニンを合成するためには、腸内細菌の数がある程度多くなくてはいけません。少ないとセロトニンはわずかしか合成されないのです。
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  • 合成されたセロトニンは腸壁から吸収されたのち、いよいよメラトニンになり、ようやく松果体から分泌されます。

 

3つの工程で一番大切なのは、やはり2番目のセロトニンの合成です。せっかくトリプトファンをたくさん摂っても、腸内細菌が不足していると無駄になってしまい、メラトニンが分泌されません。

 

不眠症の対策にはいろいろなサプリメントも販売されていますが、中には使用に注意が必要なものもあります。まずはビフィズス菌や乳酸菌、オリゴ糖など、腸内細菌を増やすものを摂ってみてはいかがでしょう。すぐに用意できますし、副作用の心配もないのでおすすめです。